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『千里眼事件』新書表紙(初版)

『千里眼事件』新書表紙(初版)

『千里眼事件』新書帯-表面(初版)

『千里眼事件』新書帯-表面(初版)

千里眼事件

Case of Clairvoyance,2005

作:長山靖生

Written by Yasuo Nagayama

ノンフィクション

平凡社(平凡社新書)/本体720円+税

単行本初版:−

新書本初版:2005年11月10日/総205ページ(39w×15L)

文庫本初版:−

明治末期の日本を騒がせた千里眼事件をひもとく

 明治末期の日本。たった一人の女性が社会や科学界を巻き込んだ超能力ブームを引き起こしました。女性の名は千里眼千鶴子こと御船千鶴子。
 このブームを牽引したもう一人のキーパーソンが、千里眼の謎を解明しようと奮闘した東京帝国大学助教授の福来友吉博士です。
 千里眼は実在するのか、それとも詐術なのか。
 本書はこの点に触れていません。当時の新聞記事を多数引用しつつ、何が起こり、何が行われ、残されたものは何か、ということを主眼にしています。
 日本最大のオカルト事件を俯瞰する入門書として最適な一冊でしょう。

目次

章名 内容
はじめに −科学と想像力  誰が追試しても同じ結果を得られるのが科学的認識である。一方で科学は数式でもって表されることもあり、それは一般の人々の理解を超えたところにある。ゆえに人々は既知の世界観に当てはめることで理解しようとするが、それは単に想像と呼ぶべきであり、理解とは異なる。

 著者が本書で試みたのは「問いたいのは、何かを見、何かを考えるとは、本当はどういうことなのかである(p10)」
第1章
メディア時代の「科学」「新発見」
 
第2章
「千里眼」の出現
第3章
千里眼の「証明」
第4章
社会的事件としての千里眼
第5章
念写をめぐる論争
第6章
スキャンダルと心霊への傾倒
第7章
明治末期の「科学」の揺らぎ