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『Another アナザー(下)』文庫本表紙(初版)

『Another アナザー(下)』文庫本表紙(初版)

『Another アナザー(下)』文庫本帯-表面(初版)

『Another アナザー(下)』文庫本帯-表面(初版)

Another アナザー(下)

Another,2009

作:綾辻行人

Written by Yukito Ayatsuji

長編

角川書店(角川文庫)/本体667円+税

単行本初版:2009年10月30日

新書本初版:−

文庫本初版:2011年11月25日/総369ページ(40w×17L)

呪いの連鎖を食い止めるべく奔走する生徒たち
紅蓮の炎に浮かび上がった元凶の意外な正体とは!

 学級委員長の桜木が校内で事故死した。<いないもの>をまつりあげたにも関わらず、災厄は始まってしまったのだ。これは<いないもの>として扱わねばならぬ鳴を<いるもの>として接してきた僕にも責任があるという。そして、異例ながら僕自身も<いないもの>として扱われることになった。
 2人の<いないもの>を作り上げる施策によって平穏な生活が戻ってきたかに思えたが、災厄はそれほど甘くないらしい。犠牲者はとどまることを知らず、ついには担任教師が僕たちの目の前で首に包丁を突き立てて自殺したのだ。
 26年前に3年3組の担任教師として災厄の誕生に居合わせ、いまは観察と記録することを自らの指命とする司書の千曳によると、たった1度だけ災厄が途中で止まった年があるという。いまを遡ること18年前、クラスの夏合宿で行われた何らかの行為が功を奏したようなのだ。
 藁にもすがる思いで夏合宿に望む僕たちを待ち受ける衝撃の真実とは?

 本サイトでは悪罵を吐くこともたびたびだけど、なお管理人は模範的な読者という自負がある。要するに「コロっ」とだまされてしまうわけで、とくにミステリ作家にとっては相当に良いお客さんだと思う。本作もしかりで著者の術中に"気持ちよく"落ちてしまった。
 呪いというか、災厄の理由そのものは超自然現象としてうやむやでいいと思うし、理屈に合わない不条理もホラーの大きな魅力だと思う。一方で災厄が26年間も続いている点の説明が少し弱い(死が居座っているという解釈?)。

【サイト登録日】2012年8月5日 【ジャンル】学園 学校 中学生 怨霊 呪い 事故 都市伝説 怪談

▽メモ1被害者リスト止めます

 被害者リスト(死にざま一覧)を載せるつもりでしたが、ネタバレに直結するため、掲載を控えます。

▽メモ2下巻作中登場する欧米ホラー小説

作品:『人間圧搾機(p79)』(キングの短編集『ナイト・シフト』に収録)