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『オトシモノ』文庫表紙

『オトシモノ』文庫表紙

『オトシモノ』文庫帯

『オトシモノ』文庫帯(初版バージョン)

オトシモノ

Otoshimono,2008

作:福澤徹三

Written by Tetsuzo Fukuzawa

長編

角川書店(角川ホラー文庫)/本体476円+税

単行本初版:−

新書本初版:−

文庫本初版:2006年9月10日/総198ページ(40w×18L)

赤い定期券を拾った人々を襲う怨霊"八重子"
沢尻エリカ、若槻千夏主演のJホラー映画ノベライズ

 女子高生の木村奈々は、意気消沈していた。父を亡くし、母も心臓病の発作で入院中。甘えたい盛りの小学生の妹範子にも寂しい思いをさせている。留学は諦めなければならない。自分だけ好き勝手になんて生きられない。
 両親にお仕着せに反発し、自堕落な生活を送る女子高生の藤田香苗は、彼氏が電車に轢かれるさまを目撃する。彼氏が叫ぶ。「やえこに気をつけろぉ〜」。
 そのころ、落とし物の赤い定期券を駅に届け出た範子が行方不明になる。定期券に記された名前は「青沼八重子」。昭和44年に水無トンネルで事故死した女性と同姓同名だ。霊感の強い奈々は確信する。八重子。この世の者ではない、と。
 妹を捜す奈々、彼氏の敵討ちをしたい香苗。性格も生き方も違う2人。お互いに本当の友を得たことを喜ぶのだが、八重子の怨念によって香苗が殺される。
 闇の世界から妹を救出するべく、鉄道会社の運転士、久我俊一の協力を得て、深夜の水無トンネルに向かった奈々だったが…。

「手足が妙な方向に折れ曲がった女が、顔をのけぞらせて、こちらに迫ってくる(p168)」という描写でもわかるように、川上富江(『富江』)、山村貞子(『リング』)、佐伯伽椰子(『呪怨』)の同工異曲。手垢まみれだね。
「女性怖キャラを確立し、シリーズ化でガッポガッポ」と居酒屋で盛りあがった人たちが企画した映画。当たらずとも遠からずではないかと思うけど…。
 ノベライズとして本作は、若年層に向けた作風。一文は簡潔明瞭、段落が少なく、難しい言い回しもない。ダラダラ読んでても2時間かからない。電車でちょい遠出するときのお供には最適かもしれない。

【サイト登録日】2009年3月4日 【ジャンル】呪い・怨念・ノベライズ・映画

▽メモ1文庫書き下ろし

▽メモ2劇場公開日:2006年9月30日

韓国で先行公開された初めての邦画らしいです。参考サイト:Wikipedia『オトシモノ』

▽メモ3映画公式サイト(サイト閉鎖の可能性あり)