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病院の怪談
Byoin no Kaidan,2003
編・著:元田隆晴
edited and Written by Ryusei Genda
竹書房(竹書房文庫)/本体524円+税
掌編集総221ページ/本文組40w×16L
単行本初版:−
文庫本初版:2003年6月18日(文庫書き下ろし)
医療関係者が体験した31の怪奇エピソード
生と死が入り交じる病院という空間で、医師、看護師、葬儀関係者などが経験した不思議なエピソードを集めたシリーズ第4弾。
作中に登場する医学用語や症例などが写真やイラストで解説されており、実話怪談本とは思えぬ趣きがあります。また、霊現象ばかりでなく、医学の常識ではありえない出来事をつづったエピソードも収載。生命の神秘さには驚かされます。
それはさておき、今後当サイトでは元田隆晴氏の編著本は一切取り上げません。詳しくは下記マメ知識をどうぞ。
本書に関するマメ情報
◆編著者の元田隆晴氏がエピローグという題のあとがき(P218〜P221)において、理解しがたいことを述べています。大まかな弁としては「現代社会における人と人の希薄な関係性を嘆く」というものですが、次のようなことも書いています。
<引用>
「新聞でストーカー事件が報道されるたびに、「ああ、このひとはそれほどまでに相手を愛していたんだ」と感じ、"被害者"の人の心の冷たさを呪うわたしです。」
頭の横で指を回してしまいました。Go to Hellです。
どんな考えを持っていても自由ですが、管理人は非常に不愉快な気持ちになりました。こういう人に印税が渡るのは腹立たしいので、今後氏が関わった作品は一切取り上げません。
本書収録作品一覧(◎はお気に入り作品)
| 作品名 | 体験者(仮名/敬称略) | 内容 |
|---|---|---|
| T | ||
| 炎の中 | I・O (元葬儀会社社員/63) |
火葬場の釜から響き渡った唸り声。 |
| 救急車 | Y・F (内科医/36) |
医師だけに見えた救急車に血まみれの子供が…。 |
| 誘導 | S・S (葬儀会社勤務/45) |
霊柩車を運転中に遭遇した不思議な出来事の数々。 |
| 悪い冗談 | J・M (研修医/36) |
解剖実習中の悪ふざけが祟って…。 |
| 廃棟 | F・Y (看護婦/26) |
廃病棟で肝試しする看護婦たちに迫る黒髪女の亡霊。 |
| 訃報 | 元田隆晴 (内科医/44) |
心肺停止で担ぎ込まれた男性。家族に電話すると「夫は1年前に亡くなりました」。 |
| U | ||
| 院内感染 | E・S (会計事務/28) |
短気な入院患者が死亡すると、同室だった穏和な男性患者の性格が豹変する。 |
| 切除手術 | K・S (外科医/35) |
難しい手術を成功させた医師。事故死した先輩医師が憑依していたのかも? |
| な・ん・で | T・K (看護助手/25) |
未成年の堕胎手術。掻爬した血まみれの胎児が無念を訴え…。 |
| 夜警 | K・F (警備員/56) |
男子寮の手洗い場に出没する全身緑色をした男の子の亡霊。 |
| 満月 | A・I (医学部学生/24) |
実家の病院で目撃された全身黒こげの患者と看護婦。 |
| 高速道路 | 元田隆晴 (内科医/44) |
通りかかった老医師が応急手当をしてくれたと証言する夫婦だが、監視カメラには何も映っていなかった…。 |
| V | ||
| 眼底 | R・M (レジデント/28) |
遺体の眼底に映った人の顔。いまわの際で見た光景なのだろうか。 |
| エンゼルセット | S・T (看護婦/26) |
患者の遺体を清拭していた看護婦に語りかける声が…。 |
| どどすこすこすこ | S・H (病院事務/28) |
精神科病棟の女性患者が口にする「どどすこすこすこ」。女性看護師も同じ言葉を口にし始め…。 |
| 窓の上 | T・E (医局秘書/26) |
医局にある右3番目の窓からは大鎌を携えた死神が見えるという噂。 |
| 検食 | T・N (栄養士/35) |
余るはずの治療食を食べているのは、失踪した入院患者だろうか。 |
| さらし | 元田隆晴 (内科医/44) |
信仰による乳がん治癒を行う新興宗教信者の異常心理。 |
| W | ||
| 川の部屋 | O・S (病院事務/38) |
温泉地の病院宿直室で夜な夜な出没する事故死した霊。 |
| もう1人いる | H・T (看護助手/28) |
双子を妊中の女性は「もう1人いるはずだ」とかたくなに言い張るのだが…。 |
| 花束 | M・Y (病棟クラーク/27) |
宛先不明、差出人不明で毎月27日に届けられる花束の謎。 |
| 点滴台 | Y・T (掃除婦/58) |
取っ手から血を吹き出し、勝手に動き回る点滴台の因縁。 |
| 不動産屋の夢 | M・K (看護婦/38) |
糖尿病で左足を切断した元地上げ屋の男をさいなむ悪夢と幻痛。 |
| 踏切 | 元田隆晴 (内科医/44) |
著者が子供の頃見たという、貨物列車から飛び降りる白い人影たち。 |
| X | ||
| ポリープ | T・O (看護婦/38) |
ポリープの切除手術にやってこない男性患者。その理由とは…。 |
| 乾いた目 | Y・N (元付添婦/58) |
涙が出なくなる病気(シェーグレン症候群)の老女がいまわの際で涙を流す…。 |
| 刺青 | M・K (外科医/45) |
心筋梗塞で入院中の患者が背負う刺青。1年前に司法解剖した男性の刺青とそっくりだったが…。 |
| 犬嫌い | F・S (内科医/45) |
SLE(全身エリテマトーデス)に感染した犬嫌いの女性が犬を溺愛するようになった理由。 |
| 暑い日 | R・R (葬儀会社社長/63) |
火葬場へ向かう霊柩車の中で棺の中からうめき声が聞こえ…。 |
| 帰国 | A・K (医学部学生/22) |
海外旅行から帰国直後に事故死した先輩学生。遺品の日記に書かれていた不思議な出来事。 |
| 焼死体 | 元田隆晴 (内科医/44) |
火事で焼け死んだ男が恋人へ送ったケータイメールの驚くべき内容とは? |







