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2004年第11回

おもな出来事 2004

■4月消費税の内税表示が義務化

■7月性同一性障害特例法施行

■8月アテネ夏季オリンピック(イタリア)

■10月新潟県中越地震発生

■11月新紙幣発行でデザイン一新

■12月『ニンテンドーDS』日本発売

■12月『PSP』日本発売

■12月スマトラ島沖地震で巨大津波発生

荒俣宏氏 選評(要約)

 第2ラウンドに入った感のある本賞だが、今回は応募作にも肩に力が入りすぎていたようだ。長編5作はB〜Bマイナスの出来。

お見世出し
 古臭いが、二十年前の埋もれた小説誌にふと見出した発掘品、といった手堅さがあった。

とくさ(佳作)
 生理的な恐怖が描かれている反面、ストーリーは一考を要す。1年間練り上げて、再応募を望む。

高橋克彦氏 選評(要約)

(受賞作が出ないという)ジンクスは本当にあるのかもしれない。今回は文句なしに推せる作品が見当たらなかった。

お見世出し
 満点とは言わないが選考員全員が合格点を与えた。本来ならば大賞となってもおかしくないが、過去の受賞作『ぼっけぇ、きょうてぇ』と構造が相通じる部分がある。

林真理子氏 選評(要約)

 大賞は1年おき、というジンクス。けれども新しい才能はたしかに届けられた。

お見世出し
 京の花柳界への取材はプロでも難しいが、作者は破綻のない物語に仕上げている。ラストに向かっての絞り込みも上手い。

レテの支流(佳作)
(長編候補5作中)群を抜いている。なみなみならぬ文章力。出だしがややもたついたが、この人の構成力、会話のうまさなどはプロ級といっていい。

第11回日本ホラー小説大賞受賞作

大賞

該当作なし

長編賞

該当作なし

佳作

「レテの支流」初刊表紙

レテの支流

受賞者:早瀬 乱

短編賞

「お見世出し」初刊表紙

地獄から甦った京都の舞妓の怨念と憎悪

お見世出し

受賞者:森山 東(「大和王子」改名)

佳作

「とくさ」初刊表紙

とくさ

受賞者:福島サトル

 11年目に突入した本賞ですが、受賞作は短編賞のみ、というやや寂しい結果でした。
 受賞作「お見世出し」は好みの作風で、何度か読み返しています。森山 東さんを世に出し、この作品が読める悦びをくれただけでも、第11回は意義があると感じています。